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2010年2月17日水曜日

小沢とアメリカの“急 接近”が報道されている。事態は今年の初めから急速に転回している。 背後には、鳩山政権に対するアメリカの方針転換がある。自民党時代 のしがらみ、具体的に言えば、中曽根や渡邊恒雄(読売新聞主筆)とキッシンジャー、ロックフェラーの人脈を超えて、新しい関係が構築されつつあるのだろ う。




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ロッキード事件の「灰色高官」の一人は、実は中曽根幹事長本人ではないか、と言われて久しい。中曽根の盟友である キッシンジャー国務長官は、韓国系ジャーナリストの「ロッキード事件はあなたが仕掛けたものか」との問いに「オフコース(もちろんだ)」と答えてい た。(韓国系ジャーナリスト文明子女史の著書に記述がある)

 中曽根との関連では、防衛庁長官時代に、その職務権限に直結する、対潜哨戒 機(P3C)導入に絡み、ロッキード社からの賄賂が行われたのではないかという説がある。しかし、民間機の導入にからみ、田中が賄賂を受け取ったという話 にすり替わった。他国における、ロッキード事件も軍用機受注が舞台になったものである。

 中曽根の「もみ消し」要請は、自らの対米人脈 を 強調しつつ、ロッキード事件の火の手が田中角栄までにとどまるようにアメリカに要請したことを示している。

 この時期に、2008年 に機 密解除された公文書の存在が報道されるというのは、きわめて重要なシグナルである。小沢一郎を巡る国策捜査が急速にしぼんでいく中、小沢とアメリカの“急 接近”が報道されている。事態は今年の初めから急速に転回している。

 背後には、鳩山政権に対するアメリカの方針転換がある。自民党時 代 のしがらみ、具体的に言えば、中曽根や渡邊恒雄(読売新聞主筆)とキッシンジャー、ロックフェラーの人脈を超えて、新しい関係が構築されつつあるのだろ う。

 もう一人、日米関係を語る上で欠かせないのが、山本正氏。次回のZAITEN記事では山本正氏の築いた日米関係の“後”に訪れるも のを考えてみたい。

私達は今、大きな世界秩序の変転の中にいる。
田中角栄の怨霊もこれで安らぐだろう。

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