buzz

https://mail.google.com/mail/#buzz

ページ

2010年1月15日金曜日

月経をアンネと呼んだ頃 生理用ナプキンはこうして生まれた

 

 

 

 

ナプキン (生理用)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: ナビゲーション, 検索
保護
このページは荒らしや編集合戦などのため、方針に基づき編集保護されています。
現在の記述内容が正しいとは限りません。ノートで合意が形成されるなど、保護を解除できる状態になった場合、保護の解除を依頼してください。
Camera-photo.svg
この項目は過剰な画像が追加され、読みにくくなっています。
ウィキペディアは百科事典であり、画像投稿サイトではありません。画像利用の方針、百科事典向け写真撮影のガイドを参照してください。ページ容量肥大化の原因ともなりますので、似たような画像を複数枚使用するのを控えるようノートで要請されています。
Nuvola apps important.svg
この項目には性的な表現や記述が含まれます。免責事項もお読みください。
Nuvola apps important.svg
この項目には暴力的または猟奇的な記述・表現が含まれています。免責事項もお読みください。
Star of life caution.svg
ご自身の健康問題に関しては、専門の医療機関に相談してください。免責事項もお読みください。
Question book-4.svg
この記事の内容に関する文献や情報源を探しています。ご存じの方はご提示ください。出典を明記するためにご協力をお願いします。
Question book-4.svg
この記事の内容の信頼性について検証が求められています。確認のための文献や情報源をご存じの方はご提示ください。出典を明記し、記事の信頼性を高めるためにご協力をお願いします。必要な議論をノートで行ってください。
Edit-find-replace.svg
この記事には『独自研究』に基づいた記述が含まれているおそれがあります。これを解消するためにある情報の根拠だけではなく、信頼可能な解釈、評価、分析、総合の根拠となる出典を示してください。
Blue question mark.svg
この記事の正確さについては疑問が提出されているか、あるいは議論中です。
詳しくはノートを参照してください。
Ambox style.png
この記事に雑多な内容を羅列した節があります。事項を箇条書きで列挙しただけの節は、本文として組み入れるか整理・除去する必要があります。
Broom icon.svg
この記事はウィキペディアの品質基準を満たしていないおそれがあります。
そのため、この記事を整理して下さる協力者を求めています。
Ambox content.png
この記事には百科事典にふさわしくない内容が含まれている可能性があります。議論はノートを参照してください。
ロング・ナプキン
夜用ナプキン、サイドギャザーなど特徴的なことがわかる
羽付き(右)と羽なし(左)
ビニール面が黒い新しいタイプのナプキン
ショーツ一体型ナプキン「ロリエ スーパーガード 安心ショーツタイプ」
「ロリエ スーパーガード 安心ショーツタイプ」の装着
収納されているナプキン。家庭や職場のトイレなど、使用する人が限られるような環境では、トイレに個々人がナプキンなどの生理用品を置いたままにするケースも多い。
使用後のナプキン1。使用後はこのようにして捨てるのが望ましい。

ナプキンは、女性の月経などにより下着を汚さないように使う生理処理用品。
目次
[非表示]

* 1 構造
o 1.1 紙ナプキン
o 1.2 布ナプキン
* 2 使用
o 2.1 種類別
+ 2.1.1 紙ナプキン
# 2.1.1.1 用途
* 2.1.1.1.1 男性の用途
+ 2.1.2 布ナプキン
* 3 主要メーカー
* 4 販路
* 5 文献
* 6 脚注
* 7 外部リンク

構造

形は大雑把にいうと長方形で角が弧になっている。厚さは数ミリ程度で1センチ以上になるものは月経処理用とは別用途であると思われる。中央は吸収させる部分で、サイドや裏面は下着への固定する役割がある。

便宜上、布ナプキンに対して、通常市販されている使い捨てのナプキンは「紙ナプキン」と呼ばれ、医薬部外品の指定を受けている。
紙ナプキン

日本で最初の製品は、アンネ株式会社(1993年にライオンへ吸収合併)が1961年に発売した「アンネナプキン」[1]。

「紙ナプキン」と呼ばれるが、素材は紙、樹脂、不織布などさまざまなものを用いている。排出物の吸収には高吸水性高分子を用い、肌に接する部分に工夫を凝らした繊維が使われているようである。古来は脱脂綿が用いられ、戦後紙製品が普及したようだ。

表側表面は不織布もしくはメッシュ状の樹脂シートが用いられ、中央に綿のような肌触りの局部にあてがう部分がある。裏は防水のためのビニールシートに粘着テープがついており、ショーツに接着して固定できる。長方形の側面に「羽」と呼ばれる部分がついている製品もある。これはショーツに装着した際に羽の部分をショーツのクロッチ部分外側に折り曲げることでしっかりショーツに固定することを目的としている。羽付きと羽なしには、ずれにくさや使用感の違いがある。メーカー製の使い捨てのものはコンパクトに折りたたまれていて、個装に包まれている。個装を取り外すと、粘着テープを保護しているシートごと取れる仕組みになっている。色は主に白色で、ビニールの部分に薄いピンクやブルー、グリーン、パープルといった色が使用されていることもある。また、月経時は濃い色の服装や下着を着用することが多いことから、羽根や裏側部分を黒色にした製品も発売されている。

紙ナプキンの製品では、装着した際の前後の長短の具合(概ね20cmから40cmオーバーまで、ロリエの項目にラインナップがあり参考になる。)、羽なしと羽付き、サイドギャザーの有無、主に昼用の薄型(スリム)、主に夜用の厚型などに分類される。最近の製品では、従来のナプキンの形状よりもよりフィット感を増した形状のもの(elis Megamiシリーズ)、一般のナプキンの形状とは異なるが、ショーツ一体型の穿くタイプ(ロリエ スーパーガード安心ショーツタイプ。外見はナプキンと言うより事実上紙オムツに近い)、外陰部にピースを挟んで使用し、体に装着するタイプ(ソフィ シンクロフィット)などの多様な種類がある。用途や体型、TPOによって各自使い分けるとより効果的である。尿漏れ対策の場合できれば夜用若しくはギャザー付きの物、あるいは尿吸収パッドを使うことが望ましい。

紙ナプキンは外陰部に密着させて使用するため、特に初経を迎えた直後の女子では違和感を覚える場合もあるが、タンポンなどの他の生理用品に比べ、ショーツに貼り付けるだけで装着ができ、使用が簡単であることから、日本では最も使用されている生理用品である。主にタンポンを使用する女性であっても、月経のはじまり頃や終わり頃など経血が少ない時期、また、経血の多い時期でも、タンポン使用時に吸収しきれない経血が漏れ出ないようにナプキンを併用する人も多く見られる。

上記したように、使用方法や装着は簡単である一方、装着の仕方が不完全であると容易にナプキンがずれたりよれたりして本来の能力を活かせず、経血が漏れ出しショーツや衣類を汚してしまう場合もある。特に月経の処置に慣れていない初経を迎えた直後の女子に多く見られる。

日本の紙ナプキンの品質はとても高く、日本人が外国に行ってやむを得ず購入したナプキンの装着具合に驚くことが多々ある。
布ナプキン

2000年代後半から、肌触りの良さ、環境への配慮などから、布ナプキンを選択する人が増えている。紙ナプキンとの主な違いは、以下の通り。

* 紙ナプキンが使い捨て(試算値として、一人の女性が約1万2千枚を捨てる[1]というデータがある)であるのに対し、布ナプキンは洗うことによって繰り返し使用することができる[1]
* 直接のコストでは、2年間で紙ナプキンが7200円に対して、布ナプキンは5700円という試算がある[1]
* 製造工程で漂白剤など化学物質の使用を抑えた品物を使用すれば、布ナプキンはかぶれにくいという[1]
* 紙ナプキンに比べ、肌触りがよい[1]
* 色や柄など、デザインにこだわることができる[1]
* 紙ナプキンが使用後は捨てれば終わりなのに対し、布ナプキンは持ち帰り、洗う必要がある。また、洗ってもきれいに落ちるとは限らない[1]

副次的な効果としては、「毎回の状態を確認するため、自身の健康チェックになる」(えなのさとクリニック 福島幸江)もあるという[1]

布ナプキンを製造・販売している暮らしを耕す会やらでぃっしゅぼーや、フェリシモなどは、環境や使用感、安全性にとどまらず、ずれ防止・持ち帰りしやすい機能など、様々な工夫を凝らしている[1]。

また、布ナプキンの普及に伴い、重曹洗剤や洗濯板といった関連商品も発売された[1]。

入手方法は、主にネットショッピング、通信販売となる[1]。
使用
種類別
紙ナプキン

入手はドラッグストアなどで安価で容易に購入することができる。店頭で売られているのは主にメーカー製の使い捨てのナプキンで、布製はインターネットでの通信販売もしくは扱っていることを公表している店舗で探すのが望ましい。
用途

生理用ナプキンの名の通り、主に月経時に用いられ、生理用ショーツ(サニタリーショーツ)と併用されることもある。他に少量の尿漏れ対策や、おりもの等を防止する際に使用することもある。しかし、おりものの場合は通気性確保などの観点から、専用のおりものシート(パンティーライナー)を使用するほうが望ましい。尿漏れ対策には尿吸収パッドが用いられる。

月経は数日から1週間ほど続くが、ナプキンは経血量やナプキンの大きさにより、1時間~10時間程度で吸収量に限界がくるため、時間を見計らって、適度なタイミングで取り替える。経血量が少ないときに夜用の大きなナプキンを使用する場合などは、吸収量とナプキンの状態に問題がない場合もあるが、長時間の使用は衛生面に悪影響をもたらすこともあり、適度なナプキン交換は必要である。

ナプキンは、外陰部という皮膚が薄くデリケートな部分に装着するため、また、防水性の素材を使用しているため、装着時には蒸れやすくなり、かぶれやかゆみなどのトラブルを起こす場合もある。現在はそのようなトラブルを回避するための製品(ロリエ・エフシリーズ、ソフィ・はだおもいなど)も発売されているので、使用を考慮するとよい。
男性の用途

痔の場合医師より勧められて使うこともあるほか、夢精や遺精によって下着を汚さないために使う。

痔の際は出血量に問わず2~3時間程度で取り替える。

夢精の場合は寝る前にブリーフ等の下着に男性器からできるだけ上部まで装着し、朝夢精している・いないにかかわらず起きてから取り外す。ブリーフでは粘着テープの貼り付きが弱いことが多く、ナプキンがずれて血液や精液で下着を汚してしまうこともあるため、ボクサーパンツや生理用ショーツが適用である。
布ナプキン

布ナプキンは、基本は大きめの布を折って使用する。使用後は持ち帰り、洗濯をして再度利用する。洗濯では、重曹等アルカリ性洗剤を使用する[1]。
主要メーカー

* ユニ・チャーム(ソフィ、センターイン)
* 花王(ロリエ)
* P&G(ウィスパー)
* 大王製紙(エリス)

販路

* ドラッグストア
* ホームセンター
* スーパーマーケット
* コンビニエンスストア
* インターネットショッピング

文献

* 1989年1月 小野清美『ナプキン先生の素敵なマンスリー・デイを』光雲社、ISBN 4795272859
* 1992年8月 小野清美『アンネナプキンの社会史』JICC出版局、ISBN 4796603948、文庫版: 宝島社、2000年10月、ISBN 4796619445
* 2005年8月 角張光子『ひろがれひろがれエコ・ナプキン』地湧社、ISBN 4885031842
* 2006年6月 小野清美『生理用品の45年の軌跡』ふくろう出版、ISBN 486186271X
* 2006年7月 田中ひかる『月経をアンネと呼んだ頃 生理用ナプキンはこうして生まれた』ユック舎、ISBN 4843100919

脚注

1. ^ a b c d e f g h i j k l m 「生理用ナプキンに新しい流れ 「布ナプキン」が売り上げ伸ばす」『日経ビジネスオンライン』日経BP社、2008年5月15日付配信

外部リンク

* ナプキンについて(社団法人日本衛生材料工業連合会)
* 生理処理用品売上金額、生産数の推移(社団法人日本衛生材料工業連合会)
* Yahoo!カテゴリ: 月経 > 布ナプキン

「http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%97%E3%82%AD%E3%83%B3_(%E7%94%9F%E7%90%86%E7%94%A8)」より作成
カテゴリ: 編集保護中の記事 | 出典を必要とする記事 | 正確性 | 雑多な内容を箇条書きした節のある記事 | 整理が必要な項目 | 生理用品
Posted by Picasa

0 件のコメント: