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2009年5月24日日曜日

害をもたらす恐れがある真実について気の利いたことをいってみせる、しかも一般大衆は無害とみなすそんな真実についてだ。決して無害でありはしないのに・・・




アナリストなんてデタラメだ
TechCrunch Japanese John Biggs
キーボードがないんだって・・・
「デタラメ」についてはHarry G. Frankfurtが非常にすぐれた本を書いている。デタラメこそ真実と偽りの場所、「真実について意図的に誤った主張をする」ことだと。
「デタラメが必ずしもまったくの偽りであるとは限らない」と彼はいう。BBGの連中が、日頃アナリストの予想について私が感じているイライラを取り上げている。すなわち、Piper JaffrayのGene Munsterは2007年からずっと「アップルタブレットがもうすぐ出る」いいつづけているのだ。
Gene Munsterはこの予測を何度も繰り返している。そうするのがたやすいし、いずれは当るだろうと知っているからだ。アナリストの水準からいえば、彼の成績はいい方だ。興味深いのは昨日の報道合戦がいわゆるアナリストとジャーナリストの持ちつ持たれつの関係について触れていることだ。アナリストは、特定顧客相手に自分の信憑性を高めることにより、活字の世界では専門家と見なされる。ジャーナリストは、彼らを利用することによって、ウワサが多くの情報に基づいた信頼に足るニュースであるかのように見せかけるのだ。
アナリストは投資家へのアドバイスを売ることによって収入を得る。アナリストは会社の評価を上げ下げして顧客の投資判断を助けるので、偏らない立場といっても投資家と同じ程度だ。ジャーナリストがある問題についてアナリストの意見を求めるのはたるんだ行為だ。でも彼らはしょっちゅうそうしている。何故なら、平均的ビジネスジャーナリストは日常的に起きるすべての問題についてもっともらしい記事が書けないからだ。だからそれぞれの業界をカバーすることを「生業としている」そんな誰かに電話をいれて尋ねるのだ。大した手間をかけなくても彼らなら中立的でちゃんとしたコメントをくれるからだ。
これこそ真の意味での「ナンセンス」だ。害をもたらす恐れがある真実について気の利いたことをいってみせる、しかも一般大衆は無害とみなすそんな真実についてだ。決して無害でありはしないのに・・・
もちろん我々のリーダーもタブレットについて記事を書いているし、ウワサにもなにがしかの真実はある。しかしGene Munsterが神のみぞ知るマルチタッチ怪物について内部情報を持っているわけではないことだけは請け合える。彼とても他のみんなと同じく蚊帳の外なのだ。
Posted by Picasa

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