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2009年5月15日金曜日

そんなに海外に拡大していたら大変ですよ、それにアメリカ政府は浸透されまくってますし





1、「アメリカ」vs「その他の国々」の間のパワーの差による不均衡
2、「アメリカの役割拡大派(例:ネオコン)」vs「役割縮小派(例:孤立主義者)」の間の力の不均衡

という二つの不均衡によって形成されている、ということです。

ウォルト自身は過去の論文やそのブログの中でも書いているように、アメリカが世界とパワー面で大きなギャップを持っていることはむしろ良い(海というバッファーがあるからバランシングされない)と考えており、つまり1のほうは大丈夫と考えているわけですが、2のほうはちょっと問題だねぇ、と考えております。結局のところは彼もリアリスト(というか国益主義者)なので、「そんなに海外に拡大していたら大変ですよ、それにアメリカ政府は浸透されまくってますし」ということで警戒しているわけです。
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