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2008年12月8日月曜日

革命家としてのマルクスではなく、資本主義システムを分析した経済学者としてのマルクス//政治エリート(国会議員、官僚)の質的向上に向けた働きかけを強める必要がある。そのためにも、思想の力を日本社会によみがえらせなくてはならない




「私にとって重要なのは、革命家としてのマルクスではなく、資本主義システムを分析した経済学者としてのマルクスだ。言い換えるならば、現在の社会を認識するためにマルクスを活用するのだ。(中略)一般国民、マスメディア、有識者が日本国家を強化するという観点から、政治エリート(国会議員、官僚)の質的向上に向けた働きかけを強める必要がある。そのためにも、思想の力を日本社会によみがえらせなくてはならないと私は考える」。佐藤は間違いなく、日本最高の頭脳で武装した保守イデオローグである。左翼陣営も鋭意努力して理論武装し、佐藤の国家理論を論駁すべし。佐藤は思想の力を正しく評価している。ヘーゲルとマルクスから学んだ賜物である。佐藤優恐るべし。
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