2009年4月6日月曜日
Jai氏によると、個々にバッテリを搭載する方が「中央集中型で大型UPSを導入するよりもずっと安価だ」
Googleのサーバは12Vバッテリを搭載
スラッシュドット ジャパン otk
あるAnonymous Coward 曰く、
Googleが自社で開発したサーバ・マシンを利用していることはご存じの方も多いと思うが、4月1日に行われたデータセンターの効率性に関するカンファレンスで、Googleのサーバ設計者Ben Jai氏がそのハードウェアを公にしたそうだ(本家/.ストーリーより)。CNET.comの元記事にはその写真も掲載されているが、Googleのサーバには主電力源にトラブルが発生した事態に備え、12Vのバッテリが搭載されている。Jai氏によると、個々にバッテリを搭載する方が「中央集中型で大型UPSを導入するよりもずっと安価だ」とのこと。また、エネルギー効率の面から見ても、大型UPSが 92~95%程度の効率となるのに対し、バッテリ搭載サーバの場合は実運用で99.9%以上の効率が達成できると述べている。Googleはこのビルトイン・バッテリ設計に関する特許を取得しているが「ベンダーへのライセンス供与についても前向きである」としており、バッテリ内蔵の形がほかに広がることもあるかもしれない。なお、Googleのエネルギー効率にかける情熱は、サーチ・クエリ1件あたりの収益の低さから必然的に発生したものだそうだ。
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