2009年3月30日月曜日
朝鮮の「川砂利」
【注目記事】ベルダ4月号「検察が狙う『小沢事件』の先 北朝鮮に関わる根深く大きな事件」
東京アウトローズWEB速報版 tokyo-outlaws
会員制情報誌「ベルダ」4月号に注目すべきレポート(=左写真)が掲載されている。準大手ゼネコン「西松建設」をめぐる一連の事件で、フィクサー白川司郎氏の関与する「新ルート」が浮上してきたというのだ。
同レポートは、白川氏を「S」と名前を伏せながらも次のように描いている。<このルートは「小沢ルート」ともリンクしている。前出のように自民党閣僚クラスの議員秘書だった「S」は、古くは新宿歌舞伎町の土地転がしや証券会社の仮名口座疑惑など、経済事件で度々その名が取り沙汰された。 二年前の中堅ゼネコン「水谷建設」(本社・三重県)の脱税事件でもその名が表に出た。水谷は不正経理でつくった巨額の裏金で政界工作を行ったことから地検特捜部の摘発を受けた。その際、Sが設立したN建設(編集部注=日安建設)がコンサルタントを請け負う形で数億円の巨額リベートを手にしたといわれる。だがSは捜査対象にはなったが摘発を免れている。 時を経て特捜部は「西松事件」に着手。海外での裏金問題を調べていくうちにSに再会した。「西松事件で総指揮をとっている佐久間達哉・特捜部長は『なかなかしっぽをつかめない』とポツリと言ったことがある。今回はそうはさせじと意気込んでいるということだろう」(司法記者)。>
では、白川氏の新しいルートとは何か。ずばり北朝鮮の「川砂利」に絡む利権だという。
<「水谷事件では、同社は二〇〇四年末、北朝鮮に物資を無償提供している『レインボーブリッヂ』(東京都中央区)に二億円を融資していたことが判明した。この事件で逮捕された水谷の経理担当常務の供述では、この融資は無利子・無期限で、実質くれてやったも同然。このカネの主旨は北朝鮮の川砂利を日本に独占輸入する利権の口利き料。Sも北朝鮮に相当太いパイプがある」(前出記者)。「川砂利」ごときといわれるかも知れないが、日本では建設の必需品であり今や「レア」ものとなっている。 西松建設は戦前から朝鮮半島に関わっていた企業だ。当時は東洋一と謳われた鴨緑江の水豊ダム(現在も北朝鮮電力供給の重要なダム)を建設しており、北朝鮮の土木事業に深い関わりがあった。戦後、これらの設計図を持ち帰り、現在も社内に眠っているという。もし北朝鮮が自国のインフラ整備を日本に発注すれば、受注に際して西松が優位に立つことは間違いない。>
詳細はベルダ4月号をご覧いただきたい。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿