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2009年3月11日水曜日

リバタリアニスムとはアナーキスムに通ずる




ロン・ポールは、今もアメリカで「革命(revolution)を主張する数少ない政治家の一人だ。むろん、革命といっても、「独立革命」であって、「社会主義革命」ではない。どこから独立するのか、それはバラク・オバマの支持母体であるウォール街や軍産複合体の勢力からである。それは演説から伝わってくると思います。ポール議員は、アメリカの保守思想、リバータリアニズムの信奉者だ。日本の馬鹿学者が書いているアカデミズム化して、ウォール街に取り込まれた、「リバタリアニズム」とは似て非なる思想である。リバタリアニズムというのは、ワシントンのケイトー研究所が体現しているインテリ思想だが、リバータリアニズムは、ジェファーソンの流れを汲む開拓農民の思想である。それはハミルトニアンとウィルソニアンの「合いの子」であるロックフェラー・グローバリズムを批判する。徹底的に。ミルトン・フリードマンは良くて、「リバタリアニズム」である。実態はグローバリズムである。ロン・ポールは、オーストリア学派の経済学者である、ルートヴィヒ・フォン・ミーゼスや、その弟子であるマレー・ロスバードの著作から経済思想を学んでいる。本物の自由主義者だ。オバマがチェンジの使者だと思っている人はまだ結構いるのでしょうね。これについては私が次の本で完全に粉砕します。
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